【実体験】新入社員が約1年で退職しました
こんにちは、ダイヤです。
今回は結構重たい話です。
また、私自身が一番書きたかったものでもあります。
それは私が新入社員にも関わらず、約1年で会社を退職した話になります。
そこで、個人の価値観で書いています。
よって、見る方によっては「甘ったれたことを言ってんじゃない!」と思われるかも知れません。
それでも20代でこういう考え方をする人もいるんだなと参考になれば幸いですし、
私もそう思うよという方もいたら嬉しいです。
- 背景 そもそもどんなところで働いていたの?
- 辞めようと決意するきっかけ
- いざ退職!行動開始
- 自身の働き方の考え整理
- 辞めるといったから言いたいこと言おうぜ! VS上司➀
- 辞めるといったから言いたいこと言おうぜ! VS上司②
- まとめ
背景 そもそもどんなところで働いていたの?
私は大学時代に始めたアルバイトの経験から、教えることと、生徒が分かった!っていうときの笑顔が好きで塾業界にチャレンジしました。
学校という選択肢もあったものの、当時ニュース等で盛んに、部活動の問題が取り上げられており、更には私自身学校が嫌いというのもあって、『塾業界』を選択しました。
就職活動は順調だったものの、大学での研究の関係から早く就職活動を止めなければならず、5月で就職活動を切り上げました。そこまでで内定を頂いていた4社の中から、1社を決め入社しました。
4月に入社し、研修が始まりました。
当時は指示していただいたことを、早く吸収し現場で貢献できるようにという思いでいっぱいでした。休憩時間もないことが頻繁にありましたが、『研鑽』のためには仕方ない。また、役に立てていないんだからしょうがないとも思っていました。
そんなドタバタとした研修も終わり、現場に入って見ると実際に生徒と接する機会も多く、やりがいを感じました。
依然として休憩はないので、ごはんは5~10分でさらっとかきこむ。
でも、今目の前にいる生徒に全力を注ぐぞ!!
と燃えてました。
辞めようと決意するきっかけ
月日は流れ夏期講習になりました。朝9時に出社し、終わるのが23時。
もちろん休憩はないので、ごはんは相変わらず5~10分でさらっとかきこむ。
さすがに体力的にきつかったですが、週1の休みで全力で休んで、合間に予習をするというのを繰り返しました。
講習が終わり、家族や友人にその話をすると心配の声を多くもらいました。
実際に、体調面では7㎏やせてました。
うすうす自身でもこのままではダメだと思いながら、でも新入社員だから簡単にやめれないと考えていた時期でもあったので、その声が後押しとなり、一歩職場と距離を保ちながら自分の働き方を考え直しました。
そうするとだんだんと嫌なものばかりが目に見えるようになってきました。。。
そんな折に、繁忙期である夏の後に直属の上司との面談、働き始めてから半年経った後、面接を担当して下さった人事部の方との面談もありました。
その中で必ず伝えようと思ったのは以下の通りです。
具体的に働く中での問題点として『休憩時間が取れない』ということ。
そしてなぜ必要なのか。
- 休憩時間が20分でもあったら仮眠が取れて、効率的に働けること。
- 授業の予習もでき、翌日以降の余裕も作りやすいこと
ということを説明しようと思いました。
人事課の方との面談(採用面接の際にお会いした方)
先ほどの「休憩時間が取れていないこと」を相談するとやや間を置いて、
人事「ご飯は食べれてるの?」
ダイヤ「パソコンでの事務作業時に、5~10分程度ご飯をかきこんでいます。でも体のだるさはそれでは消えないので、きついです。」
人事 「んーそれでも大丈夫だじゃないかな。どれでもきつい時には軽くストレッするといいよ。」
へっ?それだけ?と思いました。
アドバイスの内容もさることながら、
入社時に受けた説明と実際の現場は全くの別物だったからです。
なぜなら人事部の方に、失礼な質問とは知りつつも、話の中で入社前に
ダイヤ「正直なところ、休憩時間はとれますか?」
人事 「大丈夫!色んな心配は初めてのことだから、多々あるかも知れない。でも勇気を持って飛び込んで下さい!」
と言った人は同一人物でした。
この時は結構見捨てられた感じをものすごく受けました。
その後の直属の上司との面談のなかでも同様に相談しましたが、
「善処する」との話のみ。
どちらからも見放され当時今までのモチベーションが一気に身体から抜けていきました。
これらの一見が一番の大きな理由だったと思います。
いざ退職!行動開始
そしてとうとう2月上旬に直属の上司との面談において
ダイヤ「夏期講習期間中もそうでしたが、入社してからほぼ休憩時間がなかったり、あったとしても電話を取らなければいけないことが続いていて、正直きついです。」
上司「え?教育業界なんだから、覚悟して入ったんじゃないの?というか、業界研究したの?」
(その時のさも当然かのような顔をして問いただしてきたことが、今でも強く印象に残っています。)
ダイヤ「全体的にブラックでも、改善のために行動している会社があることも多々見てきたつもりではあります。そして、業界研究のみならず実際にその会社に入って見ないと分からないことも多いとも考えました。その2面を考えて、最終的に勇気を持って入社しないといけないんだとも考えました。」
上司「んー、休憩時間はこれから頑張って取れるようには善処するよ。でも君ももうちょっと業界研究は足らなかったかもしれないね。以前勤めていた別の塾では11時から24時まで休憩なしで、週1の休みもなし。お盆もお正月も合宿で消えるよ? だからまだここはマシな方だよ。」
ダイヤ「OB、OG訪問、更には恩師にも面談をしてもらい、労働環境が悪い大きな塾もあれば、小さな塾でも環境が整備されている塾もあることを知った上でした。」
上司 「んー、それでも自分が知ってる中では休憩なかったり、1に日8時間を超えると ころが普通だと思うよ。だから今働いてるこの会社以外で楽なところっていうのは、ほんっっっとに少ないと思うよ。というかそもそもなんで塾業界なんか選んだんだ?」
「仮に、時間通りに帰りたいっていうんなら工場とかがいいんじゃない?」
「ワークライフバランスを重視してるのか、生徒に指導することのやりがいを重 視してるのかどっちか聞かせてくれる?」
ダイヤ「私は強欲なことにどちらもほしいんです。それが叶えられない業界なのであれ ば、パートナーを支えるためにも別業界に挑戦します。」
上司 「心残りはあるけど、意志は固いんだよね?」
ダイヤ「はい、色々考えましたが、今のままではパートナーや家族に恩返しすることもままなりません。今の仕事でそれができないのであれば、別の業界だろうが乗り越えてみせます。
今までたくさんご指導頂いたのに、本当に申し訳ございません。生徒にも申し訳ないと思っています。だからこそ、次の定期テスト終了まで引継ぎをさせてください。」
というざっと話の流れでした。
自身の働き方の考え整理
- 自分自身教育以外にもたくさんのやりたいことがある。
- たくさん残業、早出をして休み時間もない。それが給料に反映もされていない。
- 上司に自分も将来なったとき時間的にも、質的にも多く働くのに休憩をとっていないような働き方をしたくない。
- 早出も『研鑽』と言ったら聞こえはいいが、結局のところ労働であることは変わりない
-
予定の終業時間になってもまたもやミーティングがあり、すぐに帰れない
その工夫はいくらでもあるのに
等々色々と考えました。
でも色々考えたところで
今の働き方を含めて、なりたい自分になれているのか
と考えた時、答えは
NO
でした。
辞めるといったから言いたいこと言おうぜ! VS上司➀
辞めるといったからには、もう言いたいこと言ったもん勝ちやろ
と思って色々質問することにしました。
頭の中はこの曲が再生されてます。
退職数日前に、返答はある程度予測できてはいましたが、改めて
上司にとある質問を投げかけてみました。
ダイヤ「早出をする理由は、なぜですか?実際に、1時間早く来るのが当たり前というのがありながら、残業代として請求さえもできないじゃないですか。」
上司「好きでやっているだけだ、強制もしない」
ダイヤ「しかし、来るのが当たり前と研修でも指導されましたし、そうおっしゃる上司 さんだって私が来たらすぐに業務指示を出したり、ミーティングを行うじゃないですか。」
上司「例えば、個人経営の小さなところから、デパートといった大きなところの接客業 ではオープンの時間の前にお客様のために早く来て準備するんじゃないのかな?それと同じようなものです。」
その他にも自分なりの拙いですが、考えもお話しました。
ダイヤ「自分もちゃんと一緒に働いてい下さる周囲の方の役に立ちたいと思っていまし た。だからこそ、もっと早く仕事をこなせるようになろうと日々もがいてました。
上司さんも、もともと休憩の無い中、校舎の中で自分だけが休憩をとっている。そのせいで負担を倍増させてしまっていることに対して罪悪感がありました。本当にすみません。」
上司「罪悪感を感じるくらいなら、もっと働いてほしい。というか、私は一人だとして も全然休憩なして、12時間働けますから。まぁ、ここの責任者として、やらないといけないことだから感じなくていいよ」
とのこと。
考え方の違いっていうのは本当に恐ろしいなと思いました。
辞めるといったから言いたいこと言おうぜ! VS上司②
別の上司の中の価値観では
休憩とは、
- 仕事と仕事の合間のボーっとした時間
- トイレ
- 生徒との雑談
- 校舎間での移動時間
なども休憩時間だと考えているそうです。
じゃあ一般的な社会人の休憩はなんなんだ。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分でも書いていて思いが溢れてきて、とりとめのない文章になってしまいました。
校舎が抱えていた問題は、単純に人数不足の結果こういういびつな労働になっていると考えました。
働き方の中に、やりがいはもちろんほしいですが、残業代はやはりほしかったです。
学校の先生にならなかったのはまさにその部分なのですが。
教育であっても、自分を犠牲にし過ぎることの無いような働き方をしたかったですね。
年代によって感覚や考え方は違うと思います。
自分はこう考えるよとか、自分も教育関係です!って方がいらっしゃったらコメントしていただけると嬉しいです。
色んな考え方に触れることができるのが、ブログのいいところだと思うのでよろしくお願いします<(_ _)>