続・料理を作る人は知っておかないといけない食の常識②!
こんにちは、ダイヤです。
今日も、一人暮らしを始めてからストックしてきた食に関する知識を1つご紹介します!
勘違いしていたこと
小さいころサクッとした触感が好きで好んで食べていた時のこと
よく両親に「焦げを食べるとガンっていう病気になるよ」
と教えられていました。
両親がその情報をどこで得たのかはよくわからないものの、
幼心にガンは怖いから、気をつけようとは思っていました。
一方でどのくらい食べるとなってしまうの?といった純粋な興味もありました。
一人暮らしになり、本を読んでいるうちに様々なことに接する中でそういった知識と出会いました。
焦げに含まれる有害な物質は何なのか
「ヘテロサイクリックアミン類」の可能性が高いといわれています。
研究の流れ
アミノ酸の1種の「トリプトファン」を加熱すると、「トリプP1・P2」ができる。
それを直接抽出した物資をマウスに投与したところ肝臓がんになった。
↓
魚の粉を焼いて焦げにしたものを飼料に混ぜ2年間ハムスターに投与
がんにはならなかった。
↓
魚や肉の焼け焦げに含まれる「ヘテロサイクリックアミン類」の一部に、発がん性の可能性がある。また、この物質は直火のほうが生成量は多くなる。
発がん物質には2種類
「遺伝毒性発がん物質」 DNAを傷つけ、突然変異を誘発させる。
具体例 焦げ
「非遺伝毒性発がん物質」 突然変異の細胞の増殖を促進させる
具体例 アルコール
つまり、キャンプ場でわいわい焼肉とアルコールを楽しむリア充は危険ということが示唆されたということです。
人間様々なガンになる可能性を秘めていますが、
研究が進むにつれて、このガンになる原因はこれだ!というようなものは特定され続けていますので、そういったものを少しづつ排除しつつも、
食を楽しんでいきたいものです。
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参考例
大腸ガン
確実な要因
過体重・肥満,運動不足,飲酒
可能性の高い要因
貯蔵肉や牛・羊・豚などの赤色肉,脂肪摂取、慢性の炎症性腸炎、ヘテロサイクリックアミン類
参考文献
https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/96/2/96_213/_pdf/-char/ja
環境中の発がん要因
(Nature,303:648,1983,一部改訂して引用)
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見ていただきありがとうございました!